SUM関数とは?
エクセルやGoogleスプレッドシートを使っていると、必ず耳にする関数のひとつがSUM関数です。これは「合計を求める」ための関数で、複数の数値やセルの合計を一瞬で計算してくれます。
例えば、毎月の売上や支出をまとめたいとき、手動で計算するよりもずっと早く、正確に結果を出せます。
📌SUM関数の基本構文
=SUM(数値1, [数値2], ...)
または、セル範囲を指定することも可能です。
=SUM(A1:A5)
この例では、A1からA5までのセルの数値を合計しています。
🔍SUM関数の使用例
1. セル範囲の合計
=SUM(B2:B10)
B2からB10までの数値を合計します。
2. 複数範囲の合計
=SUM(A1:A3, C1:C3)
A列とC列のそれぞれ3行分をまとめて合計します。
3. 数値とセルの組み合わせ
=SUM(100, A1, A2)
100という直接入力の数値と、A1・A2のセルの数値を合計します。
🛠️SUM関数を使うときの注意点
- 空白セルや文字列は自動的に無視されます。
- **エラー値(#DIV/0!など)**が含まれていると、結果もエラーになります。
- SUM関数の中に別の関数を組み込むことも可能です。
✅SUM関数の活用アイデア
- 家計簿の支出合計を自動化
- 売上レポートの月次集計
- スポーツのスコア集計
- 勉強時間の週次記録
🧠まとめ
SUM関数は非常にシンプルでありながら、日常業務や個人のデータ整理において強力なツールです。範囲指定、複数範囲、直接数値など柔軟に使える点も魅力です。
関数に慣れていない初心者にもおすすめできる最初の一歩として、ぜひ活用してみてください!
❓よくある質問(FAQ)
Q1. SUM関数で合計が0になるのはなぜ?
A. 数値が文字列として入力されている場合や、範囲が正しく設定されていない可能性があります。
Q2. 空白セルを含んでも問題ない?
A. 問題ありません。SUM関数は空白セルを無視して計算します。
Q3. エラーセルがあるとどうなる?
A. エラー値が含まれていると、SUM関数の結果もエラーになります。IFERROR
関数などで回避が可能です。
Q4. フィルターをかけた状態でも使える?
A. 通常のSUM関数ではフィルターは無視されます。可視セルだけを合計したい場合はSUBTOTAL
関数を使いましょう。
Q5. 数値が文字列として認識されている場合の対処法は?
A. セルの書式設定を「数値」に変更し、再入力またはVALUE関数
を使うと変換可能です。
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